【読了】湊かなえさんの『母性』がすごかったからおすすめです!

記事を書くのが遅くなってしまいましたが、先月に読み終わった
湊かなえさんの『母性』もまたもやものすごい作品でした…!

 
 
こちらは上のツイートにも書きましたが、
絶っっっ対ネタバレとか他の人の感想を読んじゃう前に
自分だけで読み終えるのがおすすめ
だと強く思った作品です。
私の場合は帯だけ見てから読みました。
他の作品もそうですが、実はあらすじも読まないようにしているんです。
 
 
なのでいつもだったら詳しい感想を書くのですが、この『母性』だけはやめておこうと思います。
どういう作品なのかという紹介(と少し感想)だけ下に書いておきます。
(本当はそれも読まない方がいいと思いますけど、これだけだとあまりにも記事が短いので…!笑)
 
 
以下、モーメントとアマゾンのリンクの下から紹介文が始まります。
 
 
読書のきろくのモーメント

 
 
読了モーメント(本以外もあり)

 
 

 
 

ネタバレ注意!!な紹介

 
 
タイトルからもわかるかもしれないのですが、母と娘のお話です。
最初読んでいて思ったのは、
『教師と主婦と母の経験を持つ湊さんの知っていることが全部書いてある「論文」みたいな作品だな』でした。
「~~な子どもには〇〇がない」など、印象的な言葉が胸を刺してきます。
 
 
すごく個人的なことですが、「自他境界」という言葉を初めて知って興味を持っていた頃に
ちょうど「自他境界」の話っぽい側面も持つこの作品を読んだので、私の中でかなり影響が大きかったのかもしれません。
 
 
それ以外にも、この作品は多くの女性に響くストーリーなのではないかなと思いました。
この苦しい感じ、その家の中でしかわからない問題、多かれ少なかれみんな思い当たることがあるはずなので
“娘”であるみなさんに特に読んでほしい作品だと思いました。
 
 
読んでほしいのは共感できるからというだけではなくて、
このお話は湊さんの励ましの気持ちが込められていると思うからです。
この頃湊さんが書かれた『境遇』という作品もそうだったのですが、
どんな境遇に生まれたとしても自分は自分としてしあわせになれるんだよという
励ましのメッセージだと私は受け止めています。
 
 
あとは他の湊さんの作品でもよく感じるのですが、
「そうだよね、人生はこんなもんだ」というリアルもあります。
ドラマチックな感じが好きな人には物足りなく感じることもあるかもしれないけれど、
私はそこも含めて好きです。
 
 
…という感じなので私的にとてもおすすめです!
紹介は以上です。
 
 
ついでに境遇の感想(短いですが)も貼っておきます。

 
 

 
 
それでは~!
 
 

【読了】湊かなえさんの『サファイア』がよかったです!!!!!!!!

【読了】湊さんの『サファイア』がよかったーーーー!!!!!!
 
 
先に読み終わった『母性』(これも別のベクトルに本当にすごい作品です!!)の記事も
書いていないのですが、今日は先にこちらの『サファイア』の記事を書きたいと思います。
 
 
これは読み始めのツイートなんですけど、このときはまさか私の中でこんなにすごい作品になるとは
思ってもいなかったな~~~!

 
 

ネタバレなしの紹介

 
  
『サファイア』は、タイトルに宝石の名前が付いた7個のお話が入っている本です。
私の簡単な感想は、

・最初の方 → ボッコちゃん(ショートショート)みたい!
・中盤 → 湊さんの重たい方の話の雰囲気…寝るときに思い出してズーンとなる
・終盤 → 好き!!!(大号泣)

という感じでした。
 
 
途中からずっと湊さんの作品は出版順に読んでいるのですが、
実はサファイアだけは最初にまとめ買いしたときに品切れで買えていなかった本だったのです。
なのでその後に出版された作品2つをもう読んでしまっていたのですが、
正しい順番はこうなっているようです。
 
 
境遇』→『サファイア』→『白ゆき姫殺人事件』→『母性
(サファイア以外は私の感想ツイートのリンクになっています)
 
 
そして私の中の分類では、

『境遇』と『白ゆき姫殺人事件』=やりたい放題な作品
(巻末に小説とは思えない付録部分が付いている。とくに『しらゆき姫殺人事件』がヤバイです!!笑)

『境遇』と『母性』=励ましの気持ちが込められた作品

なんですけど、『サファイア』(特に終盤)はその両方が混ざって、
さらにはこれまでの作品を振り返るような作品だと思いました。
一種の節目のような、今まで湊さんの作品をどれかひとつでも読んで「好きだなあ」と思った方は、
この『サファイア』は必読です!!とおすすめしたいくらいの本です。
 
 
まだひとつも湊さんの作品を読んだことがない方は、
デビュー作の『告白』から読むのも手ですし、
ここに名前が挙がっている中だと私的には『白ゆき姫殺人事件』がおすすめです。
それから以前記事にもした『
Nのために』もおすすめです。
 
 
そして『サファイア』を読みたいと思ったら………
微ネタバレを書くのでモーメントのツイートを挟みます。
(ネタバレを一切知りたくなかったらここで記事を閉じて本屋さんに走ってみてください…!!)
 
 

 
 

 
 

微ネタバレ注意

 
 
『サファイア』を読みたいと思ったら、まず『告白』を読むか
湊さんのウィキペディアを読んでから読むのをおすすめします…!
あと湊さんが「何の女王」と呼ばれているか……確認してから読んでみてください。
 
 
それを知っていると最後がすごく楽しくなる作品だと思います。
ぜひ他の人の感想を読む前に全部読み切ってみてください…!!
 
 
…と言いつつ恐縮なのですが、私の感想を爆発させたいので以下にネタバレありの感想を書きます。
読んでも大丈夫な方だけ見てください。
 
 
以下、商品のリンクの下からネタバレありの文章が始まります。
 
 
(アマゾンリンク)


 
 

それではネタバレありの感想です。
ネタバレ注意!!!
 
 
 

湊さん、惚れました!!!

 
 
まずはじめの「真珠」「ルビー」「ダイヤモンド」が私の中で『ボッコちゃん』系のお話でした。
短くて、ちょっと怖くて…悲しくて……
 
 
続く「猫目石」「ムーンストーン」。
ムーンストーンは明るくもあるけれど同時に『Nのために』を思い出すようなお話。
猫目石はこの中で私的に一番怖いお話。
 
 
そして「サファイア」、「ガーネット」!!!
ネタバレですが、ここまでずっと1話完結だったからサファイアもあれで終わりだと思ったんです。
これまた悲しいお話だったなあ……って。
なのに!!!
この2つだけ連続というところにまずやられたなと思いました。
他の作品でも感じる湊さんのいたずらっ子っぽい面が出ている気がします。
 
 
それでここからが本題ですけど………
ガーネットの冒頭が!!!!!
そしてそれに続く「三日に一度は検索している。」!!!!笑笑笑
しかも「三分以上留まることはないのだから」のコンボ…!!!!
 
 
ここであまり騒ぎすぎると、『Nのために』の成瀬くんの
「小説の主人公を作者と完全に同一視するような読み方ほど、くだらない解釈の仕方はない。」
のセリフを突きつけられそうだけど、続く「ただ、西崎の部分もある。」を信じてしまいたいです。
 
 
なので私は湊さんのことをこの部分を読んだことで
「強ぇ…かっけぇ……(あとおもしろい人!!笑)」っていう
さらなる尊敬の眼差しで見るようになりました。
そして常に心の中に湊さんを住まわすことで、
これから色んなストレスにも耐えることができそうだって思います。笑

そういう意味でも本当に、この作品を読めてよかったし、湊さんのファンになってよかったです…!!
 
 
最後にもうちょっとネタバレすると、冒頭のコメント、本当に「ありそう~~~笑笑笑」って思いました。笑
おまえ誰だよ[ 泣き笑いの絵文字 ]っていうものすごい上から目線とか決めつけとか、
そんなん知らねえよ~[ 泣き笑いの絵文字 ]っていう自分語りとか、本当に本当にありそうでおもしろすぎでした!!!
そしてさっきも書いたけど、そこからのコンボ!!!笑
 
 
『サファイア』のあとに『白ゆき姫殺人事件』が出版されたみたいで、
たぶん近い時期に書いていたと思うんですけど、
このころの湊さんは一皮むけた感がすごいですよね!私の中では「やりたい放題」です!笑
小説でこんなにすごいことをする人を初めて見ました!!
 
 
いやでも、真面目に考えると本当は笑っていられないくらい大変な思いをたくさんされたと思うんですよ。
でもそれを物語に昇華させるという………もしかしたら私が大好きだった『Nのために』の西崎さん!??
って思ってしまったくらいです。
湊さんは本当にすごい方だ…!
私もなんだか、「強く生きよう!!!」って思えました。
 
 
あと最近読んでいる作品には多い、優しい終わり方も好きです。
実はこの感想の記事を書き終わるまでは新しい作品を読み始めないようにしようと思って
サファイアとガーネットを繰り返し読んでいるんですけど、結末を知っているのに毎回毎回泣いてしまいます。
本当に好き………大好きだーーーー!!!!!
 
 
以上、私も書かせてもらった「おまえ誰だよ」っていうネタバレありの感想でした。
すみません。笑
 
 
おわり。
 
 

私が大好きな『フラレガール』を紹介します!(私の中では『すごいよ!!マサルさん』と同じテンションで読める少女マンガ!)

私が大好きな『フラレガール』を紹介します!(私の中では『すごいよ!!マサルさん』と同じテンションで読める少女マンガ)
 
 
前に、
鈴木ジリエッタ先生の『忍恋』が好きだーっていう記事を書きましたが、
そのジュリエッタ先生の新連載『名探偵 耕子は憂鬱』を読むために
少し前から『花とゆめ』の雑誌読者デビューを果たしていたのですが、
(耕子ちゃんの連載もすごく好きでおもしろいです!!)

 
 
この度また新しく好きな作品に出会ってしまいました~~~!!!!!!!
私が大好きな『フラレガール』を紹介します!(私の中では『すごいよ!!マサルさん』と同じテンションで読める少女マンガ)
 
 
その名も『フラレガール』!!
紹介PVがあったのでまずはこちらを見てください!

 
 
PVでも見てもらったように、絵がこんなにキレイ!!
(これは7巻に付いていたカラーイラスト集の表紙です)
そして公式的キャッチコピーは「無自覚エロスに翻弄ラブコメ!!」!!
…なのに!……なのに!!!
私が大好きな『フラレガール』を紹介します!(私の中では『すごいよ!!マサルさん』と同じテンションで読める少女マンガ)
 
 
私の中では、

『すごいよ!!マサルさん※』と
同じテンションで読める少女マンガ

なんです!!!!!!!!
※1990年代に少年ジャンプで連載していた伝説のギャグマンガで、私に大きな影響を与えた作品。

そして、同い年だけど主人公の赤坂さんと青山くんは『おねショタ』みもあるなと思っています…!
 
 
一番の「こんな人におすすめ!」は、

・少女マンガなんてこっぱずかしくてオラ読めねえだー!と思っているそこのあなた

きっと読めます。おすすめです!!
 
 
こんな人だとさらに楽しい

・ギャグに理解がある

・かわいい男の子が好き

・きれいなおねーさんが好き

・エロスがあってもよい(むしろ歓迎)

・どうぶつが好き(特に柴犬)

・ツッコミ不在の癒し空間が見たい
 
  
私が大好きな『フラレガール』を紹介します!(私の中では『すごいよ!!マサルさん』と同じテンションで読める少女マンガ)
 
 

私の『フラレガールのここが好き』!!

 
私の場合はまず青山くんが100%好みってところが大きいです。
青山くんは背もそんなに高くなくて赤坂さんとほとんど変わらないくらいだし、
筋肉ないし、周りの同級生よりもちょっと子供っぽいところもあるし、
純粋で無邪気で、とにかく「かわいい」要素が強い男の子です。
それでいて真剣な表情とかはめちゃくちゃかっこよくてギャップにやられます。
 
 
そしてそんな青山くんを赤坂さんも同じようにかわいくて好き!って思っているから
この作品をすごく楽しめていると思います!赤坂さんと気が合うな~という感じです。
その赤坂さんも純粋で天然で、あと弟がいる人の雰囲気(意外に男っぽい)もあるから好きです。
もちろん見た目も、美しくて好き……(*ノωノ)
 
 

少女マンガ?少年マンガ?

 
この作品を読んで少し考え始めたのですが、
「少女マンガ」と「少年マンガ」の区別って何なんでしょうね?
フラレガールは少年マンガでもよさそうな気がしています。
 
 
そして私はぶっちゃけていうと大人になるまで少女マンガには苦手意識を持っていました。
(唯一好きでマンガを持っていたのは『ハチミツとクローバー』)
でも、最近よく思うのは、
私が勝手に苦手って決めつけていた少女マンガ像とは違う少女マンガもたくさんあるぞ!ということです。
 
 
少女マンガだからとか少年マンガだからとか関係なく、
おもしろいと思うものを読めばいい!!
その方が楽しいな~って最近よく思っています。
 
 
なので、同じように少女マンガ苦手~って思っている方も、よかったらぜひ…!
とりあえず私は今、

青山くんが大好きです!!!!!

笑。
 

追記!
ちなみに、“少女漫画NO.1雑誌「花とゆめ」が作る新WEB「少年誌」”
少年ハナトユメ』というものも誕生しています!
この融合はすごいですよね!ご興味がある方はチェケラです!
 
  

よかったらどうぞ

 

ここから先は、重要なネタバレはないけど少し中身がわかるような1巻ずつの紹介…というか
読んだことがある人がどの巻にどの内容だったか思い出すためのメモ…と言う方が正しいかも…を載せてあります。
心を打たれたことがあって7巻の分だけは真面目に書いてあります。
見ても大丈夫だよ~という方だけよかったら見てみてください。
 
 
最初のかぎかっこ内はその巻に出てくる私の印象に残ったセリフになっています。
あと、1~6巻は電子書籍で買ったのでスマホの画面の写真を使っています。
(上手く撮れなくて写真暗い…)
 
 
あと、記事の一番下に犬のフィギュアと青山くんのスタンプの情報も載せてあるので
ご興味がある方はお手数ですが一番下まで行ってもらえればと思いますm(__)m
 
 
それでは~!
 
 
→ フラレガール公式ページ

 
→ 花とゆめ公式ページ
 
 
 


 
 

1巻

 
 
「俺 三年B組 青山大地
 好きなおにぎりは エビマヨ!」

私が大好きな『フラレガール』を紹介します!(私の中では『すごいよ!!マサルさん』と同じテンションで読める少女マンガ)
 
 
まるで少年マンガの1話みたいな自己紹介の青山くんがほんと好きです。
ちなみに私もエビマヨが好き!!!笑
 
でも惚れたのはその前で、パァーン!!て教室のドアを開けて入ってきたときの青山くんが
ズボンの裾をまくり上げてる系男子だって気付いたとき!!
 
 
内容の紹介
「俺の愛人になってください!!」って告白の言葉を間違っちゃうところから始まる1巻!
「フラレガール」な赤坂さんを見られる1冊でもあります。
 
 
個人的な萌えポイント

3話の
「んもっひい~(おいしい)」

赤坂さんが「ぎゃわ”い”い”」ってなってるけど、私もなりました~!!
 
 
 

2巻

 
「すぐに溶けちゃうところも 好き!!」
私が大好きな『フラレガール』を紹介します!(私の中では『すごいよ!!マサルさん』と同じテンションで読める少女マンガ)
 
 
個人的に好きなポイントとこの巻の内容
・おばあちゃん先生いい味出してる!
・ドラえもん、ドラミちゃん
・青山くんはじめての液状化(物理)
・リンゴのうさぎ( not うさぎのリンゴ )
・文化祭前編
  
 
 

3巻

 
 
「諦めることばっか 覚えなくていいよ」
私が大好きな『フラレガール』を紹介します!(私の中では『すごいよ!!マサルさん』と同じテンションで読める少女マンガ)
 
 
まず、表紙が好き!!全部の表紙の中で一番好きです!!
赤坂さんとほぼ体格が変わらない青山くんが好き!!!!!
 
 
内容
・文化祭後編
・艶(えん)くん登場!
・「はひっほほひほ ふぁいと」( not お引越しのバイト) 
・アリシア・エレーナ・イ・ジールドムンド・ペレ・エリザベータ
・除霊(淫乱する(赤坂さん用語))
・柴犬
 
 
ちなみに、最後に『ニセモノの予告』(本当のお話と全っ然関係ない内容)が載っているんですけど
いつも本当に楽しいです!
 
 
 

4巻(個人的におすすめの巻!!!)

 
 
「っお お姉さん 俺と結婚してくれましぇんか…?」
私が大好きな『フラレガール』を紹介します!(私の中では『すごいよ!!マサルさん』と同じテンションで読める少女マンガ)
 
 
黒歴史回もとい、おねショタ(同級生)回!!!

「…うん 大きくなったよ」のあとの青山くんの目がかっこよすぎるので必見です!!!
 
 
その他の内容
・青山くんのお誕生日にヴァーーーーー疑惑回
・「まて!!」(治療(淫乱する)回)
・地獄のような合コンの出来上がり☆回

17話の表紙好き!!!
 
 
 

5巻

 
 
「…古から続くものには… ちゃんとワケが ……あるんだ な… あ…」
私が大好きな『フラレガール』を紹介します!(私の中では『すごいよ!!マサルさん』と同じテンションで読める少女マンガ)
 
 
まずごっちのカメラロールに笑います。笑

内容
・桃さん回1
(←かわいい →好き が好き)

・守護霊回
柴犬=宝獄蓮椿丸(ほうごくれんつばきまる)くん
「男になれ!大地…!」(ノД`)・゜・。

・爪に点字(おばあちゃん先生再登場)回
・桃さん回2
 
 
ガチケモノ(完柴)の青山くんかわいすぎです…!!
 
 
 

6巻

 
 
「…青山くんもライオンに見える人でよかった」
私が大好きな『フラレガール』を紹介します!(私の中では『すごいよ!!マサルさん』と同じテンションで読める少女マンガ)
 
 
内容
・久々の液状化
・見逃せない艶くんの恋!

・初めてのクリスマス in 「お約束期」
「プロなの!? 今すぐお店開けるよ!!」(赤坂さんのアイシングクッキー)

役満
よく見たら脳内青山くんたちの会議名やばい。笑

「俺…青山なのに顔赤いとか ウケる~~~~~~~~~~!!」

ちなみに29話の表紙の青山くんサンタすごくかっこいい…!!
 
 
 

7巻

 
 
「君を大事にしてくれるのは 君が大事にしたものだけだよ」
私が大好きな『フラレガール』を紹介します!(私の中では『すごいよ!!マサルさん』と同じテンションで読める少女マンガ)
 
 
イチャつきMAXのクリスマスから一転(裏表紙の説明から拝借)、
青山家の問題が初めて明るみになり物語は少し真面目モードになります。

そのとき偶然青山くんと赤坂さんのお父さんが話すことになるのですが
お父さんが青山くんに言ってくれた言葉がとても心に残り、
私の中でフラレガールが不動の存在になりました…!
そのことがあったからこの記事も書こうと思ったのです!

人に頼ることが苦手な人はぜひ、
青山くんと一緒に赤坂さんのお父さんの言葉を聞いてほしいです!!

(私も、銭湯からパンツと靴下だけで「大丈夫です!」って帰ろうとする青山くんの気持ち
わかるタイプだから、一緒にお父さんと赤坂さんの言葉に救われた感じがしました!
なので同じようなみなさんもぜひ!)

そしてそのあとからはいつも通りです!
いや、今まで以上のギャグ回もあります!お楽しみに!!!
(イチャつきも戻ってきますのでご安心ください。)
 
 
最後に、私の中の結論。
「赤坂さんは女神」
 
 
8巻が楽しみです!!!!
 
 
ちなみにちょっとネタバレありな感想ですけど、
7巻で青山くんのお父さんの職業が○○なことが判明するわけですけど、
青山くんとお父さんはめちゃくちゃ似てますよね!!
青山くんがかわいいだけじゃなくて、
ものすごくかっこよかったり色気がある表情になる理由がわかった!って思いました。
 
 


 
 
私が大好きな『フラレガール』を紹介します!(私の中では『すごいよ!!マサルさん』と同じテンションで読める少女マンガ)
 
 
以上が、私が大好きになった『フラレガール』でした!
興味を持ってくれた方はぜひチェックしてみてください!
 
 
→ フラレガール公式ページ
(「ためし読み」が全巻分あるのでチェケラです!1巻はこんなに読めちゃっていいの!?ってくらい長く読めます!)
 
 
→ 花とゆめ公式ページ
 
 

一応貼っておくアマゾンのリンク
(それぞれ電子版と書籍版があるのでご注意ください)

→ フラレガール1巻

→ フラレガール2巻

→ フラレガール3巻

→ フラレガール4巻

→ フラレガール5巻

→ フラレガール6巻

→【特装版】フラレガール7巻
 
 
 
ちなみにこの子たちですが、『
忠犬もちしば』のキャラクターたちです。
フラレガールとは直接は関係ないのですが、あまりにも柴犬+「んもっひい~」の顔が青山くんだったので
記事の写真に使わせてもらってしまいました。
右の子は一応赤坂さんのつもりです。
私が大好きな『フラレガール』を紹介します!(私の中では『すごいよ!!マサルさん』と同じテンションで読める少女マンガ)
 
 
2020年10月19日現在在庫が残り1個なので見てもらってももうないかもしれないのですが…
一応アマゾンでこのフィギュアのコンプリートセットが買えます。


 
 
 
あと記事の最初の方に使っていたこちらの青山くんはLINEのスタンプです。
私が大好きな『フラレガール』を紹介します!(私の中では『すごいよ!!マサルさん』と同じテンションで読める少女マンガ)

  
→ LINE STORE クリエイターズスタンプ『フラレガール(花とゆめ)』
 
 
宝獄蓮椿丸くんのスタンプもあるからおすすめです!(*´ω`*)
 
 
私が知っている情報はこんなところです。
それでは~!
 
 
 

【読了】『Nのために』湊かなえ(自分の中で大切な作品になったので今回は記事にしました)

 
【読了】『Nのために』湊かなえ(自分の中で大切な作品になったので今回は記事にしました)
 
 
この記事のときに、作家の湊かなえさんの本が気になって読み始めてから早一カ月…と少し。
 
 
告白』『豆の上で眠る』『絶唱(全てアマゾンリンク)の3冊を読み終わった後
もうファンになったから湊さんの作品を全部読もう!と大人買いして、
現在出版された順に読んでいっています。
※まだ全部は揃っていないです。
【読了】『Nのために』湊かなえ(自分の中で大切な作品になったので今回は記事にしました)
 
 
その中で2日前に読み終わった『Nのために(アマゾンリンク)という作品が
自分の中でものすごく大切な作品になったので
いつもはこのように↓フセッターというものに書いていたネタバレありの感想を、
今回はブログに残そうと思って書いているのがこの記事です。
(ちなみにこの記事はブログだから少し気合いを入れて書いたけれど、いつもはもっとテキトーです。悪しからず…)

 
 
どんなお話かというと、冒頭の写真の本の帯に書かれていることが全てですね…!
帯を書く人はさすがプロだなあと思います。
 
 
私から言えるのは、まずは鳥好きの方はご注意を、ということ。
「あ、読んじゃいけない…」と思って、実は私も飛ばして読んでいない箇所があります。
そういう話が出てくるということを警戒しながら読んだ方がいいかもしれません。
 
 
もうひとつは、湊さんの作品は『イヤミス』(嫌な気持ちになるミステリー)と
呼ばれることが多いそうなのですが、この作品は私の感想ではイヤミスではなかった!ということですね。
その部分は安心して読んでもらって大丈夫だと思います。
 
 
ネタバレなしの感想は、「とても優しい人たちが出てくるお話だったから癒された」。
そんな感じです!
 
 
2つのモーメントの紹介の下からネタバレありの感想が始まります。
読んでも大丈夫な方は読んでみてください。
…と言っても、あまりブログ向けに書いた文章ではないので読みにくいと思います。
文字の装飾とかも一切していないので…
ごめんなさいm(__)m
 
 
モーメントの紹介その1
『読書のきろく』
読み始めと読み終わりのツイートが入れてあるモーメントです。

 
 
モーメントの紹介その2
『けだまぼろぼろの読了』
本以外にもゲームのシナリオなど、何かを読んだら書いているツイートが入っているモーメントです。

 
 
興味があったらチェックしてみてください。
それでは~!

 
 


 

ネタバレありの感想(と、日記のようなもの)

 
 

まず『Nのために』は、本の帯に「純愛ミステリー」と書いてあったから、よし!と気合いを入れてミステリーに挑むような気持ちで読み始めた作品。
 
 
最初に出てくる登場人物が全員「N」だったり、“ミステリー”の部分にワクワクして半分から最後まで一気に読んでしまった。
 
 
読み終わった瞬間の感想は、「よく考えないといけない」。
 
 
解説に、この作品は湊さんが「立体パズルを作りたいな」と思って書いた作品と紹介されていた。
たぶん読み終わった直後は、パズルのピースは全部揃ったけれど、私の中で組み上がっていない状態だったんだと思う。
 
 
その結果、そのパズルを組み立てるために、読んだ日は朝まで一睡もできずにこの作品について考えた、という強烈な思い出を作ってしまった。
(布団の中で考えては気づいたことを忘れないようにメモする、ということを繰り返していたら外が明るくなってしまった…。)
 
 
一晩かけてパズルを組み立てて気付いたことは、

Nのために

の「ために」がそもそも「愛」だったのだということ。
 
 
この作品のテーマはきっと『愛』だと思う。
それは情熱的な恋愛の愛ではなくて、相手のことを本当に大切に思い尊重するあまりに、「自分なんかじゃ…」と一歩下がって他の人に譲ってしまうような、控えめで優しい”N”たちの愛の話。
 
 
顔がきれいな人に弱いのもあって、西崎さんにとても惹かれた。
成瀬くんに自分が失敗したときは…と話したときの「お姫様」は、すでにその時点で希美ちゃんだったんじゃないかと思う。
「罪を共有してくれ」は、今までずっとはぐらかし続けてきた西崎さんの愛の大告白だったと思うし。
 
 
あんな経験があるのに、決して人のせいにせず、文学の中に答えを求め、辛かった記憶を文学に昇華させようとした西崎さんがとてつもなく愛おしく、抱きしめたくなってしまった。
 
 
西崎さんだけ10年後の様子が出てこなかったんだけど、野バラ荘に戻って、今希美ちゃんに読ませるための作品を必死で書いていて忙しいのだと思いたい。
希美ちゃんのことは、きっと成瀬くんから聞くと思うから。
 
 
希美ちゃんは、最初は自分のことを「一番に」思ってくれる人はいないって言ってたけど、

愛をくれた「人たち」

って最後はわかっていてうれしかった。
あのときNたちはみんな希美ちゃんのことを一番に考えて行動したんだから。
西崎さんも希美ちゃんのために、だったんだよって本当は教えたい。
 
 
希美ちゃんと私は似ているような気がしたのもこの作品が印象深いものになった理由のひとつ。
Nたちの優しさは、男の人特有の優しさな気もしている。
 
 
あとは他の湊さんの作品でもよく教えてもらっているけど、シャーペンのノックの回数の話の部分がまたしても「やっぱり言わないと想いは伝わらない」系の話。
 
 
私も生きているうちに話せるだけ話して、なるべく誤解を解いていきたいよねとも思った。
 
 
Nの中に図々しい人が1人もいなくて、全員好きだと思えた。
これからも何回も読み返すことになりそうな作品。
読めてよかったと思う。
 
 
最後まで残った疑問は、「西崎さんと希美ちゃんが似ている」という部分だったけど、私が希美ちゃんと自分がどこか似ているって思ったり、西崎さんが「僕はかわいそうな子じゃない」って思っていたことから辿って考えたら、読み終わってから2日後に考えがまとまった。
『かわいそうに思われたくなくて必死にがんばっている2人』、なのではないかな。
たぶん私もそう思って生きているからなんとなくわかる。
 
 
かわいそうな部分をアピールしながら暮らしたらみんなから同情されるだろうけど、同情なんてされたくない、自分はかわいそうなんかじゃない、自分は自分の力でしあわせになれる、そんな強がりの部分と、でも自分は「マイナス」だからって一歩引いてしまう部分。
確かに2人は似ているのかもしれない。
 
 
野原のおじいさんはさすが年の功という感じだし、みんなを自分の子供のように思っているから見抜くことができたのだろうなと思った。
野バラ荘も野原のおじいさんもまた、希美ちゃんに愛を与えてくれたNだと思う。
 
 
2人が似ている部分がわかってこの作品の立体パズルが完成して、自分の中でとても大切なものになった。
希美ちゃんを通して、私も自分のことや周りにいてくれた人たちのことを考えて癒されたのだと思うし、「ために」が「愛」だと気付けたことで、身近な愛にもっと気づいて暮らしていけそうなのもとてもプラスなことだと思う。
 
 
解説に、この作品は湊さんがプロ作家になってから一から書き始めた最初の作品だと書いてあった。
その作品が私の中で大切なものになったというのはなんかうれしいなと思う。
この題材で、この内容を書こうと思って完成させてくださった湊さんには本当に感謝したい。
 
 
成瀬くんの「小説の主人公を作者と完全に同一視するような読み方ほど、くだらない解釈の仕方はない。(中略)ただ、西崎の部分もある。」というセリフが、私たちに向けられているような気がしてドキリとしてしまった。
他の作品でも思っていたことだけれど、全部が湊さんじゃないけれど、きっとどこかは湊さんなのだろうと思って読んでいる。
だから私はこれからも湊さんのファンとして作品を楽しんでいきたい。
 
 
それから最後は日記的な記録。
西崎さんの書いた『灼熱バード』はトリの目線で書かれた作品だった。
トリは「ぼく」で、わが家の文鳥ネムイちゃんは女の子で違うのに、ネムイちゃんと重ねて読んでしまって実は最初しか読めていない。たぶんかわいそうなことになることはわかっていたから…。(西崎さん、ごめんなさい…)
でもその前の、最初は自分も同じニンゲンなのだと思っていたところや、窓際にケージを移されて初めは眩しかったけどだんだん暖かくて心地よくなってきた表現など、本当にトリが思っていそうなことで、うちのネムイちゃんは何か困っていないのか、悲しんでいないのか心配になって、早く朝ネムイちゃんを起こす時間になってほしくてしょうがなかった。
 
 
私とネムイちゃんは同じ部屋で寝ていて、いつもはカタっとかカリカリカリッとかネムイちゃんが起きている音がすることがよくあるんだけど、その日に限って全くしなくて、ネムイちゃんの存在を感じたくてしかたがなかった。
だんだん青白くなっていく部屋の中でネムイちゃんのケージのシルエットを見つめていたあのときの光景は、この本とセットになってずっと覚えているような気がしている。

 
 


 
 
以上です!

『忍恋』!すごく好きな作品に出会いました~!

 
『忍恋』!久しぶりに手元に残しておきたい少女マンガに出会いました~!
 
 
それまであまり少女マンガを読んでこなくて、
2017年に初めて電子書籍で買ってハマり始めてから1~2年に1つずつくらい
電子書籍じゃなくてマンガ本を手元に残しておきたい~!という作品に出合ってきた私なのですが、
この度、また出会ってしまいました!
 
 
鈴木ジュリエッタ先生の『忍恋(にんこい)』というマンガです!!
 
 
 

『忍恋』はこんなマンガ!!

 

どういうマンガかというと、こういうマンガです!!!(PVがありました!すごい!!)

 
 
このPVは1巻の内容で作られているものなのですが、
最初に出てくる『杏子(あんこ)』ちゃんがこの作品のヒロインで
「望まぬ性別でも 望まぬ体でも それが自分のものならば 自分自身を否定はするな」って言っている人が
杏子ちゃんが恋する『』さまです!
 
 
この記事の後半に、少しネタバレを読んでもいい人向けの感想を書きますが、
とりあえず言えるのが全巻読んでみて、私はこの1巻がものすごく大好き!!ということです。
序盤は杏子ちゃんが12歳のときに楓さまに出会う場面が描かれているのですが
それがものすごくイイ!!!ものすごくイイんですよー!!!!!
 
 
私がいつも電子書籍のマンガを買っている『BookLive』では
現在その1巻が無料で読めるのでぜひ読んでみてください~!

→   忍恋 1巻(有料版のページ)

→【期間限定無料】忍恋 1巻(※2020年8月3日まで無料)
 
 
 
そしてそして!
私が『忍恋』を好きになった理由は絵柄が好みだったことと、忍者ものだったということがあるんですけど、
なんと作者の鈴木ジュリエッタ 先生はNARUTOファンなのかもしれません!!
私もNARUTOが好きなのでそれを知ってすごく納得しちゃったし、「こりゃあ間違いない!!」って思いました!


 
NARUTOだけじゃなくて、ジュリエッタ先生は少年マンガ全般がお好きなのかもしれません。
『忍恋』から感じたアツさはそういうところから来ているのかも!と思いました。
だからきっと私も好きになったんですね!
(3枚目、メソだ~!!)


 
そして『忍恋』は、ananマンガ大賞(2020年1月号)で準大賞を受賞しているそうです!(先生のツイートリンク)
それもあってか、私が購入しようと思った2020年7月22日の時点では
ネット上では売り切れになってしまっている巻が多かったです。
でも先生のツイートによると緊急重版が決定しているということで、少し待てば買えるようになるかもしれません。
 
 
(雑誌を買っていればオマケとかもたくさんあったみたいで、もっと早くに知っておけば!とちょっと思っています)

 
 
 

ネタバレなしの紹介とおすすめポイント!

 
 
私がすごく好きになる少女マンガの傾向として、
 
 
物語全体が、
・意地悪なライバルが出てこない
・みんな優しい
・全体的に楽しい雰囲気
・辛すぎることが起きない
・もちろんハッピーエンド

 
 
主人公の女の子が、
・「しゃーんなろー!※」系
・でもただの豪傑じゃなくてちゃんと悩んだり繊細な乙女心もあって、それを見せてくれる
・純粋で真っすぐ

※NARUTOのサクラちゃんが気合を入れるときの掛け声
 
 
それから作者の先生が読む人を励ます心を込めて書いてくださっているのが伝わってくる。
すなわちアツさを感じる!

 
 
という特徴があるな~と思っていたのですが、『忍恋』も例外なくまさにこの雰囲気のマンガでした!
 
 
忍者とか、現代には(たぶん)いなくてそこはファンタジーに感じるかもしれないのですが、
「忍とは自分を~~~ように教育されてきた」って言葉が出てきて、
実はその『忍』の部分をそれぞれが『囚われている何か』に置き換えると
とてもたくさんの人に「そうじゃなくていい」って励ましを与えてくれるような作品
なんじゃないかなと私は思いました!
 
 
もちろん杏子ちゃんと楓さまの恋愛模様もステキです。
個人的には大人っぽすぎるのは苦手なので、2人の雰囲気が最後まで100点満点に私にちょうどよかったです!
 
 
そして、私は上にも書いたように意地悪なキャラとか辛すぎる壁とかが出てくるマンガは苦手で、
最初いいな~と思っていてもそういう影が見えるとすぐ読むのを辞めてしまうほどなのですが
『忍恋』は本当にそういう部分がなく最後まで楽しく読めたので、同じようにそういうのが苦手な人も
きっと楽しく読めるということを私が保証します!
ぜひ読んでみてください。
 
 
ネタバレなく書けるのはここまでです。
興味が出た方はぜひチェックしてみてください~!
 
 
→ 忍恋(「花とゆめ」公式ページ)
 
 
 
以下、ネタバレありの感想に続きます。
ご注意ください!!

 
 
(コンパクトミラー、ほしかったなあ~~(ノД`)・゜・。)

 
(これもほしかった~~!!!)

 
 


 
 

ネタバレありの感想!

 
 
まずみなさんに言いたいのは「きっと紗々女のことも最後には好きになれるから大丈夫!!」です。
私も途中まで少し心配でしたが、5巻ですごく好きになりました!
一番大切なことを教えてくれたのは紗々女だったし、最後全部紗々女に持って行かれちゃった気すらしています。
女の友情っていいなあ(ノД`)・゜・。
元々美人な紗々女が自由を手に入れた姿は本当にキレイでかっこよかったし、
いつか鐵男と上手くいってほしい…!って思いました。
 
 
本当に、“恋を忍んで生きてきた”少年少女たちが自由をつかむお話でしたね…!
鐵男はまだ引きずっているけど、5巻で紗々女に抱きつかれたときの表情に期待したいです。
(疾風(弟)を倒しに来たときの鐵男の立ち姿がすごくかっこよかったですよね~!!)
『忍恋』!久しぶりに手元に残しておきたい少女マンガに出会いました~!
 
 
2巻からいきなり杏子ちゃんと楓さまが高校に通い出して最初は「えっ!」って思ったけど、
それは4巻で『楓もまだ18歳の男の子なんだ』って気付かせるための演出だったんだって気付いて納得しました。
杏子ちゃんのことになると余裕が全くなくなってしまう普通の18歳な楓さま、とてもかわいかった…!
 
 
同じく2巻で涼花ちゃんが出てきたときに、最初意地悪してくる子なのかと思って警戒してしまいましたが
最後まで一切そんなことはなく(本当にごめんね!!)、ずっと杏子ちゃんの優しくてかわいい良き友人で本当によかった!
もっと言えば意地悪してくる人なんて一切出てこなかったんですよね。
鈴木ジュリエッタ先生のマンガに絶対的信頼感あるなって思えました!
 
 

 
 
そして、楓さまのお父さんの側忍疾風さんや兎守さんの設定は最初びっくりしたけれど、
楓さまが囚われていた呪いの言葉のように、側忍だからとか、同性だからとか、
もうそんなのにも囚われる必要はなくて自由に生きよというメッセージの一部だったのかなって読み終わって思っています。
思い返せば1巻で楓さまが杏子ちゃんに言うセリフ
「望まぬ性別でも 望まぬ体でも それが自分のものならば 自分自身を否定はするな」)もそうだったし、
5巻の(BookLiveだと)165ページにもはっきり書いてくださっていましたよね。
ちなみに1巻で楓さまがそのセリフを言う周辺が『忍恋』で一番好きかもしれません!
 
 
ネタバレなしの感想の方にも書いたけれど、本当に
「~だから~~じゃなきゃいけない」っていうみんながそれぞれ縛られている呪いから
解き放たれるための力を貸してくれるマンガ
だなって思いました。
 
 
私はこんなふうに、作者の先生が読む人を励ましたり、背中を押したり、
明るい方向に導いてくれるような想いを込めて描いてくれたマンガが大好きです。
『忍恋』も本当にそういうマンガだなって思って大好きになりました!
 
 
それ以外にも『ラブコメ』としても最高でしたね!
「出会った時からずっと、君だけを見てた」(ノД`)・゜・。(ノД`)・゜・。

  
「生きたいよ、君と一緒に」
帯にはいつもその巻に出てくる印象的なセリフが書かれていたんですね。
それもすごくよかった~!
『忍恋』!久しぶりに手元に残しておきたい少女マンガに出会いました~!
 
 
楓さまは見た目も内に秘めた想いも繊細で美しかったし、
杏子ちゃんは真面目で一生懸命で純粋で、(そして前髪が短くて)本当にかわいかった!
 
 
2人をもっと見ていたいなあという気持ちもありますが、これくらいさっぱりしていてもいいのかも!
ラストも私の中ではベストでした!
鈴木ジュリエッタ先生、『忍恋』を描いてくださって本当にありがとうございました!!!!!
 
 
気になった方はぜひチェックしてみてください。
 
 
→ 忍恋(「花とゆめ」公式ページ)

忍恋 1巻( BookLiveamazon

忍恋 2巻( BookLiveamazon

忍恋 3巻( BookLiveamazon

忍恋 4巻( BookLiveamazon

忍恋 5巻( BookLiveamazon
 

※amazonでプレミア価格のものしかない場合は重版を待った方がいいかもしれません。
 
 
ちなみに『特典ペーパー』を付けてくれているお店があります。私はアニメイトで買いました。
雑誌のグッズは入手できなかったから、私の貴重な忍恋グッズです!大事に飾らなきゃ~!
『忍恋』!久しぶりに手元に残しておきたい少女マンガに出会いました~!
 
 
→ 特典ペーパーについての先生のツイート

先生がリツイートした書店のツイート( →①→②→③→④
 
 
 
というわけで、感想と情報は以上です。
長いのに最後まで読んでくださりありがとうございました!
では~