
新しいPC ( Lenovo Legion T750i / RTX3080 ) が届いてから早一カ月。
やっと色々試したり比較したりすることができたので、その結果を載せていきます。
PCの見た目や、作った動画についてはこちらの記事に載せました。
ご興味あれば合わせてご覧ください。
ちなみにまだ4K動画ではなく、HDで長さは1時間半という何の変哲もない動画しか作っていません。
4Kの動画は作り次第アップしていきますので、今はご了承ください。
▶ 新しいPC ( Lenovo Legion T750i / RTX3080 ) の初陣!1時間半の動画を作りました。(見た目の写真もあり)

それでは実験したことを載せていきます。
動画の書き出しがどれくらい速くなったのか知りたい!
そもそもこのPCは主に動画編集のために購入しました。
これまで使っていたPCでもできないわけではなかったのですが、
編集中にソフトが固まったり落ちたりスムーズにいかないことも多かったのと、
書き出しに時間が結構かかっていたので、
それが短縮できたらいいなあという基準で家族に選んでもらいました。
先に簡単に結論から言うとこんな感じの差になりました。
表. 1時間の動画を書き出すのにかかった時間の比較

詳しい条件などを下に続けます。
それぞれのPCについての詳細
新しい方
レノボ Legion T750i 90Q80065JM
CPU: Intel Core i9-10900K
Memory: DDR4-3200 32GB
Storage: SSD 512GB+HDD 2TB
GPU: NVIDIA GeForce RTX3080 10GB
https://www.lenovo.com/jp/ja/desktops/legion-desktops/legion-t-series/Lenovo-Legion-T7-34IMZ5/p/90Q80065JM
増設機器
Capture: AVerMedia Live Gamer 4K GC573, Rec.4K@60fps HDR, PCI Express x4 Gen2
https://www.avermedia.co.jp/product-detail/GC573
https://www.cpubenchmark.net/high_end_cpus.html
i9-10900K Score 24079
https://www.videocardbenchmark.net/mid_range_gpus.html
RTX3080 10GB Score 24115
古い方
マウスコンピュータ NEXTGEAR-MICRO im570SA6-FG
CPU:Intel Core i5-6500
Memory: PC4-17000 8GB
Storage: SSD 240GB+HDD 1TB
GPU: NVIDIA GeForce GTX1060 3GB
https://pcgamebto.com/nextgear-micro-im570sa6-fg/
増設機器
Capture: AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS, Rec.1080p@60fps, USB3.1 Type-C
https://www.avermedia.co.jp/product-detail/GC551
https://www.cpubenchmark.net/high_end_cpus.html
i5-6500 Score 5654
https://www.videocardbenchmark.net/mid_range_gpus.html
GTX1060 3GB Score 9635
家族に聞いた【Legionの方が優れている点】(2021年2月時点の話)
・CPUがインテル第10世代であり4世代分新しい。また、第10世代では最上位。
・メモリ容量が4倍に増加。
・SSD容量が2倍に増加。
・グラフィックボードが2020年度発売のRTX3000シリーズの中で二番目に上位、
かつ、旧世代最上位のRTX2080Tiよりも高性能。
・(増設機器)キャプチャーボードが4K録画対応。
実験条件
使用動画編集ソフト:VEGAS Pro 16.0
書き出し(レンダリング)フォーマットは、HD,4K共に「MAGIX AVC/AAC MP4」、
テンプレートは「(NVIDIA NVENC)」が付いている方を使用。


全てこのような単純な作りの長さが1時間ジャストの同じ動画を書き出してテストしました。

結果
表. 1時間の動画を書き出すのにかかった時間の比較

上の表のように、新しい方が古い方より半分くらいの時間で書き出せていました。
書き出すスピードは倍になったようです。
しかし、書き出しているときにGPUの使用率を見てみたところ、
22%しか使っていませんでした。
素人目線だと「もっとがんばって速くしてくれてもいいのに…」と思ってしまいますが…。笑
どこをいじればいいのかもわからないので、とりあえず上記の条件ではこんな感じでした!

ちなみに他のことを試した結果です。
その1:NVIDIA NVENC(GPU)を使わずに、CPUで勝負させたらどうなるか?

結果は………
1時間の動画を4Kで書き出す時に『276m54s(4時間36分54秒)』もかかってしまいました!
(比較:GPUを使ったときは86分でした。)
「(NVIDIA NVENC)」と付いている方を選ぶのが賢明なようです。
その2:フォーマット「MAGIX AVC/AAC MP4」の下にある似たやつはどうなのか?

結果は、1時間の動画を4Kで書き出すときに
『102m33s(1時間42分33秒)』かかりました。
(比較:「MAGIX AVC/AAC MP4」を選んだときは86分です。)
こちらも元の条件(「MAGIX AVC/AAC MP4」)のときの方が速かったので
そちらを選んだ方が良さそうです。
その3:編集ソフトと素材の置き場所によって速さに違いはあるのか?
何となくソフトと素材を同じ場所に置いた方が速そうな気がしたので試してみました。
結果は、
ソフトも素材もSSDに入っているときに1時間の4K動画を書き出すのにかかった時間
=『71m19s』
ソフトはSSD、素材は内蔵HDに入っている場合
=『73m22s』
ソフトはSSD、素材は外付けHDに入っている場合
=『73m37s』
確かにほんの少~~~しだけ速かったですが誤差くらいしか変わらず、
無理に素材もSSDに入れて編集しなくていいということがわかりました。
これは自分にとって朗報でした。
まとめ
・GTX1060 3GBと比べた場合、
RTX3080 10GBを使うと約2倍の速さで動画の書き出しができることがわかりました。
VEGAS Proで動画を書き出すときには、
・フォーマットは「MAGIX AVC/AAC MP4」
・テンプレートは「(NVIDIA NVENC)」が付いている方
を選んだときに一番時間が短くて済みそうです。
・素材を全部SSDに入れる必要もなさそうでした。
以上が今回調べたことでした!
全く詳しくない人が書いているので間違っていたらすみません。
これからこのPCでどんどん動画を作っていくのでよかったら見てください!
⇒YouTubeチャンネル『チュベテレ』へ

それでは~!
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