記事が長くなりすぎたので3行でまとめると、
・『 VRMテクスチャ差し替えるやつ ( 120byteさま ) 』を使うとVRoidモバイル産の子も着せ替えが楽しめてうれしい。
・こちらの記事で知りました。▶【Unity不要!】VRMテクスチャ差し替えるやつ【VRMをカスタマイズ】 ( カティアさんのnote )
・とても感謝!!
以上です。笑
長いのも読んでやってもいいぞ~という方は下にお進みください。
先日私の人生初の3Dキャラとして『 ▶チューベくん 』が誕生して
ゆくゆくはこのチューベくんのクオリティを上げていきたいと思っているのですが、
3Dの世界のことを1ミリもわからない状態で
このままチューベくんで突っ走るのは無謀と判断して
先人たちの情報が多い女の子キャラでまずはこの世界のことを知っていくことにしました。
この記事では
『絵心、3Dの知識を全く持たざる者がVRoidモバイル産のキャラをカスタマイズして
着せ替えが楽しめるようになった!』
という話を載せています。
もくじ
▶出てくる用語の簡単な紹介
▶モバイル産のキャラの着せ替えも簡単にできるスゴイやつ『VRMテクスチャ差し替えるやつ』!!
▶具体的な手順
▶具体例 ≪ 自キャラの見た目の変化の履歴 ≫
▶おまけ:キャラを作ったあとの楽しみ方
出てくる用語の簡単な紹介
VRoidの話をちゃんと書くのは初めてなので、まずは用語を簡単に紹介します。
『 VRoid 』
pixivが運営する「3Dを使ったコンテンツを誰でも創れるようにしたい」というコンセプトのプロジェクトの総称。
『 VRoid Studio 』
絵を描くように3Dキャラが作れるPCソフト。しかし絵心もペンタブも持たざる者としては髪を描くのが不可能なくらい難しい…。
大変お待たせしました~「VRoid Studio」のベータ版公開ダウンロードを開始しました!
3Dアニメやゲーム、VR/ARプラットフォーム上などで利用可能なキャラクターの3Dモデルを簡単に作成できるキャラクターメイカー「VRoid Studio」!ダウンロードはこちら! https://t.co/j7d9hWFsGb #VRoid pic.twitter.com/SOApIMSeUM— VRoid公式 (@vroid_pixiv) August 3, 2018
『 VRoidモバイル 』
スマホでキャラが作れるアプリ。各パーツを選ぶだけで出来上がるのでとても簡単!しかし服の種類がそこまで多くない。
スマホ1つで3Dキャラクター作成・撮影・加工が出来るアプリ「VRoidモバイル」を提供開始しました!
映画『サマーウォーズ』のバーチャル空間「OZ」での撮影もできます!https://t.co/Z6JBSfI1Bh#VRoid #VRoidOZ pic.twitter.com/fcwGK1QOQR— VRoid公式 (@vroid_pixiv) July 18, 2019
『 VRM 』
画像で言う「jpg」や「png」みたいな3Dデータの拡張子。…たぶん。
『 VRoid Hub 』
VRMデータをアップロードして3Dキャラをみんなに見てもらったり、ダウンロードしたりもできるところ。
『 BOOTH 』
創作物の総合マーケット。VRoid向けの服もたくさん売っている。無料でダウンロードさせてもらえるものも多い。
『 テクスチャ 』
キャラの頭、体、服、髪などそれぞれの部位の展開図のような1枚の画像データのこと。
BOOTHではその画像データをダウンロードさせてもらえる。
以上がこの記事に出てくる登場人物(用語)かなと思います!
モバイル産のキャラの着せ替えも簡単にできるスゴイやつ『VRMテクスチャ差し替えるやつ』!!
まずVRoid「Studio」「Hub」「モバイル」と「BOOTH」の関係はこのようになっています。
【問題点①】
ごちゃごちゃしているので必要な部分だけにしてみると、
なんと「モバイル(スマホ)」で作ったキャラは「Studio(PC)」に持って行けません。
(2021年3月の情報です)
「Hub」に「VRM」形式で書き出して登録・データのダウンロードはできるのですが、
「VRM」を「Studio」が読み込むことができないのです。
▶公式のヘルプにもはっきり書かれていてUnityとBlenderという専門的なソフトに誘導されているのですが
初心者にはハードルがものすごく高くてすぐにはできそうもありません…。
【問題点②】
「BOOTH」で売られている数々のステキな服たち…これは「Studio」用なので「モバイル」には持ち込めない。
=モバイルの子には着せられない…
以上のことから、「Studio」でキャラをイチから作り直すか、
UnityやBlenderといった専門ソフトの勉強をするしかないのか……と思っていたところに、
救世主が現れます。
『 VRMテクスチャ差し替えるやつ ( 120byteさま ) 』様 です!!!!!
こちらのソフトを使わせてもらうと、下の図の水色とピンクの矢印の道筋ができて
なんと「モバイル」産の子も簡単に着せ替え※ができるようになります!!!!!!
(※形は変えられないのでその名の通り模様等を「差し替える」だけになりますが、それだけでもかなり楽しめます!)
そして実は「VRM」で書き出しできるので、「モバイル」以外の他のソフトやアプリに持って行って
そのキャラで遊んだり撮影をしたりするともできます!
これは本当にスゴイです!!
作って公開してくださった▶120byteさんと、
こちらの記事を書いてくださったカティアさんに大感謝です!!(この記事でソフトの存在を知れたので!)
▶【Unity不要!】VRMテクスチャ差し替えるやつ【VRMをカスタマイズ】 ( カティアさんのnote )
具体的な手順
ソフトの使い方は作者の120byteさんが書いてくださったものが
こちらのページにあるリンク先に載っているので見てください。
▶VRMテクスチャ差し替えるやつ ( BOOTHリンク )
私がやっている手順
①VRoid「モバイル」で着せ替えたい服と同じ形の服に着替えさせてからVRoid「Hub」に登録する。
(商品の説明欄にどのタイプの服にインポートさせるか書いてもらってあるので、それと同じものを着せましょう。
一見Tシャツに見えても別の種類の服(例えばコートとか)で作られているものもあるのでよく確認しましょう。
具体例を次の項目の一番最後に載せてあります。)
②「Hub」で『自分のモデルをダウンロード』を押して「VRM」データをダウンロードする。
(非公開のキャラでも自分のキャラならダウンロードできます。)
③『VRMテクスチャを差し替えるやつ』を起動して「VRM」データを読み込ませる。
④テクスチャ(画像データ)をエクスポートする。
(私の場合は肌なども全部変えるのでAll Exportしています。)
⑤『_Texture』フォルダに、差し替えたいテクスチャを同じ名前にして入れ替える。
名前を間違えるとインポートしたときに怖いことになるので細心の注意を!
⑥『VRMテクスチャを差し替えるやつ』でテクスチャをインポートする。
⑦「VRM」データを書き出す。
⑧「Hub」に登録して他のアプリやソフトにキャラを持って行って遊ぶ。
簡単にできて本当に感謝ですね。
私の場合は服以外に肌などのテクスチャも入れ替えてキャラをカスタマイズしてみたので
最後に見た目の変化の履歴も載せてみます。
具体例 ≪ 自キャラの見た目の変化の履歴 ≫
まず自キャラの「モバイル」で作った顔です。
上で紹介した『▶カティアさんの記事』でカティアさん作の服として紹介されていた
『布の服』が本当に着れてうれしくて撮ったときのものですね。
これが私の初着せ替え記念です!
それで、服だけでも感動だったのですが、
目の上の二重まぶたの線が自キャラの場合何となくまゆ毛にも見える…という悩みがあったので
ここから大改造に挑みました…!
これが改造後。以下の素材を使わせていただいて、
『 Vismuth(ビスマス) 』というアプリを使って撮影したものです。
肌:頬染さっぱり肌テクスチャ(もち屋さま)
瞳:【無料】CDアイズ【VRoid用】(TSiOXさま)
ネイル:[Vroid]サマーネイル(746bunnyさま)
(服:【オープン記念】紡ひなた初期衣装セット(SPINNS BOOTH店さま))
左側がフィルターを使わずに撮影したもので
右側がフィルターを使って撮影したものなのですが、右の方がかわいい気がして
「じゃあ常に右側の色味にしたらかわいいのでは!?」と考えてさらに色々調整しました。
(実はここが一番時間がかかりました…!)
調整後の様子がこちらです。
『 Vismuth(ビスマス) 』でフィルターを使わずに撮影してあります。
優しい印象になりました。
(服:【VRoid】くらげワンピース ( クマサカⅡ売店さま ) )
ちなみにこちらもカティアさんの作品で、すごいかわいくてかなり着させてもらっています!
これで大体完成になったのですが
鼻がなさすぎたり、VRoidモバイルのテクスチャのままだと
口の中がリアル寄りということもあって、最後に調整しました。
あと二重まぶたの線は顔の肌ではなく、アイラインに入れなければいけない
(表情を変えたときに線が歪む)ことをもち屋さまのアドバイスで知ったので
そこも直しました。
使わせていただいたのは以下の素材です。
【無料】もっとさっぱり肌テクスチャ ( もち屋さま )
(『支援版』に入れてもらっていた素材の中から、
「口の中」「アイラインの二重線」「鼻」を使わせていただきました)
(あと気づいたら履いてなかったので履かせました(ノД`)・゜・。ごめんよ…)
【無料】【VRoid】レースドロワーズ(スパッツ)( 日差し屋さま )
出来上がりはこんな感じに。
口の中も他の外見と似たようなテイストになったし、
二重の歪みを気にせずに好きな表情をさせられるようになりました!
近くで見られてしまうと、
メイク…ちょっとどことかかなり滲んじゃってる…!という感じではあるんですけど
今の私の力量ではこれが限界かなということで、これで完成としました!
ちなみに目の周りのピンクは地雷メイクではなくて、
わが家の文鳥をイメージして作った子なので文鳥のアイリングという縁取りのつもりなんですよ?
「モバイル」で髪型を変えてから着せ替えをしたら、
こんな感じで簡単にイメチェンできるのも楽しいですね!
(鼻がなかった頃に撮ったもの)
服は左のナマケモノくんが『 Kawaii Sloth with Boba 3 piece VROID textures ( Tessa’s Trendy Teesさま ) 』、
右のオシャレTシャツが『 台湾モチーフTシャツ ( SPINNS BOOTH店さま ) 』です。
今見つけられた中ではこの2つのお店がお気に入りショップです!
とてもかわいい…!
ちなみに右の『台湾モチーフTシャツ』の方ですが、
インポート先は「ロングコート(ハイネック)」と書いてあって
「モバイル」でいうとどの服なんだろう?と思いましたが、
この服↓のテクスチャを変えると上記のように着ることができました。
ご参考までに。
「Studio」の方を一切触っていないと、こういう簡単なところでもいちいち躓くので
早めに挑戦してみないとなあとも思っています。
実は髪型も自分で書かなくても「プリセット」というものを売ってもらっているので
次はそれを使わせてもらって「Studio」の方でキャラ作りをしてみたいですね。
というわけで、以上が自キャラの見た目の変化の履歴でした~!
おまけ:キャラを作ったあとの楽しみ方
このページに「Hub」に登録したキャラが呼び出せるソフトやアプリが載っています。
『 ▶VRoid Hub 連携アプリ一覧 』
その中で私が今のところ触ったものたちの紹介です。(PCソフトのみ)
その①『VRM Live Viewer』
自キャラが急にイキイキとキレッキレに踊り出して感動します!
4Kにも対応しているし、これで動画を作ってみたいですね。
その②『クラフトピア – Craftopia』
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」みたいな雰囲気のゲームです。
先にチューベくんを連れて行っていたのですが、こちらも感動します!
やり込めば本当に色々なことがこのキャラでできそうです。
その③『Vワールド』
撮影に特化したソフトです。
表情やエモートもたくさんあり、フィルター等撮影に関するパラメーターもたくさんいじれます。
そしてなんと家や家具等も自由に置くことができるソフトです!
デフォルトの画面は少し赤寄りの色味になっているので調整するといいかもです。
ベッドを置いたところ。
家具の置き方もまだマスターしていなくて難しいのですが、
自在にできるようになったらかなり遊べそうです!
まだキャラもちょっと溶け込めていないのでもっと撮り方を研究したいですね~
というわけで、以上が作ったキャラを持って行ってみたソフトでした!
憧れの3Dキャラを手に入れて、まだまだやってみたいことが無限にあるので
これから何かしらやったらこのカテゴリー↓に記事を書いていきたいと思います。
よかったらまた見に来てください~
それでは今日は以上です。