記事を書くのが遅くなってしまいましたが、先月に読み終わった
湊かなえさんの『母性』もまたもやものすごい作品でした…!
【読了】本
『母性』湊かなえすごくすごくすごく良かったです…!!
ネタバレは絶対見ないで最後まで読んだ方がいいです。
たぶん励ましの気持ちが込められている一冊!
本当におすすめです。これはちゃんと感想を書きたい…! pic.twitter.com/KpcOHxX8mS
— けだまぼろぼろ (@kdmboroboro) November 24, 2020
こちらは上のツイートにも書きましたが、
絶っっっ対ネタバレとか他の人の感想を読んじゃう前に
自分だけで読み終えるのがおすすめだと強く思った作品です。
私の場合は帯だけ見てから読みました。
他の作品もそうですが、実はあらすじも読まないようにしているんです。
なのでいつもだったら詳しい感想を書くのですが、この『母性』だけはやめておこうと思います。
どういう作品なのかという紹介(と少し感想)だけ下に書いておきます。
(本当はそれも読まない方がいいと思いますけど、これだけだとあまりにも記事が短いので…!笑)
以下、モーメントとアマゾンのリンクの下から紹介文が始まります。
読書のきろくのモーメント
— けだまぼろぼろ (@kdmboroboro) August 22, 2020
読了モーメント(本以外もあり)
— けだまぼろぼろ (@kdmboroboro) August 22, 2020
ネタバレ注意!!な紹介
タイトルからもわかるかもしれないのですが、母と娘のお話です。
最初読んでいて思ったのは、
『教師と主婦と母の経験を持つ湊さんの知っていることが全部書いてある「論文」みたいな作品だな』でした。
「~~な子どもには〇〇がない」など、印象的な言葉が胸を刺してきます。
すごく個人的なことですが、「自他境界」という言葉を初めて知って興味を持っていた頃に
ちょうど「自他境界」の話っぽい側面も持つこの作品を読んだので、私の中でかなり影響が大きかったのかもしれません。
それ以外にも、この作品は多くの女性に響くストーリーなのではないかなと思いました。
この苦しい感じ、その家の中でしかわからない問題、多かれ少なかれみんな思い当たることがあるはずなので
“娘”であるみなさんに特に読んでほしい作品だと思いました。
読んでほしいのは共感できるからというだけではなくて、
このお話は湊さんの励ましの気持ちが込められていると思うからです。
この頃湊さんが書かれた『境遇』という作品もそうだったのですが、
どんな境遇に生まれたとしても自分は自分としてしあわせになれるんだよという
励ましのメッセージだと私は受け止めています。
あとは他の湊さんの作品でもよく感じるのですが、
「そうだよね、人生はこんなもんだ」というリアルもあります。
ドラマチックな感じが好きな人には物足りなく感じることもあるかもしれないけれど、
私はそこも含めて好きです。
…という感じなので私的にとてもおすすめです!
紹介は以上です。
ついでに境遇の感想(短いですが)も貼っておきます。
— けだまぼろぼろ (@kdmboroboro) November 6, 2020
それでは~!