『忍恋』!すごく好きな作品に出会いました~!

 
『忍恋』!久しぶりに手元に残しておきたい少女マンガに出会いました~!
 
 
それまであまり少女マンガを読んでこなくて、
2017年に初めて電子書籍で買ってハマり始めてから1~2年に1つずつくらい
電子書籍じゃなくてマンガ本を手元に残しておきたい~!という作品に出合ってきた私なのですが、
この度、また出会ってしまいました!
 
 
鈴木ジュリエッタ先生の『忍恋(にんこい)』というマンガです!!
 
 
 

『忍恋』はこんなマンガ!!

 

どういうマンガかというと、こういうマンガです!!!(PVがありました!すごい!!)

 
 
このPVは1巻の内容で作られているものなのですが、
最初に出てくる『杏子(あんこ)』ちゃんがこの作品のヒロインで
「望まぬ性別でも 望まぬ体でも それが自分のものならば 自分自身を否定はするな」って言っている人が
杏子ちゃんが恋する『』さまです!
 
 
この記事の後半に、少しネタバレを読んでもいい人向けの感想を書きますが、
とりあえず言えるのが全巻読んでみて、私はこの1巻がものすごく大好き!!ということです。
序盤は杏子ちゃんが12歳のときに楓さまに出会う場面が描かれているのですが
それがものすごくイイ!!!ものすごくイイんですよー!!!!!
 
 
私がいつも電子書籍のマンガを買っている『BookLive』では
現在その1巻が無料で読めるのでぜひ読んでみてください~!

→   忍恋 1巻(有料版のページ)

→【期間限定無料】忍恋 1巻(※2020年8月3日まで無料)
 
 
 
そしてそして!
私が『忍恋』を好きになった理由は絵柄が好みだったことと、忍者ものだったということがあるんですけど、
なんと作者の鈴木ジュリエッタ 先生はNARUTOファンなのかもしれません!!
私もNARUTOが好きなのでそれを知ってすごく納得しちゃったし、「こりゃあ間違いない!!」って思いました!


 
NARUTOだけじゃなくて、ジュリエッタ先生は少年マンガ全般がお好きなのかもしれません。
『忍恋』から感じたアツさはそういうところから来ているのかも!と思いました。
だからきっと私も好きになったんですね!
(3枚目、メソだ~!!)


 
そして『忍恋』は、ananマンガ大賞(2020年1月号)で準大賞を受賞しているそうです!(先生のツイートリンク)
それもあってか、私が購入しようと思った2020年7月22日の時点では
ネット上では売り切れになってしまっている巻が多かったです。
でも先生のツイートによると緊急重版が決定しているということで、少し待てば買えるようになるかもしれません。
 
 
(雑誌を買っていればオマケとかもたくさんあったみたいで、もっと早くに知っておけば!とちょっと思っています)

 
 
 

ネタバレなしの紹介とおすすめポイント!

 
 
私がすごく好きになる少女マンガの傾向として、
 
 
物語全体が、
・意地悪なライバルが出てこない
・みんな優しい
・全体的に楽しい雰囲気
・辛すぎることが起きない
・もちろんハッピーエンド

 
 
主人公の女の子が、
・「しゃーんなろー!※」系
・でもただの豪傑じゃなくてちゃんと悩んだり繊細な乙女心もあって、それを見せてくれる
・純粋で真っすぐ

※NARUTOのサクラちゃんが気合を入れるときの掛け声
 
 
それから作者の先生が読む人を励ます心を込めて書いてくださっているのが伝わってくる。
すなわちアツさを感じる!

 
 
という特徴があるな~と思っていたのですが、『忍恋』も例外なくまさにこの雰囲気のマンガでした!
 
 
忍者とか、現代には(たぶん)いなくてそこはファンタジーに感じるかもしれないのですが、
「忍とは自分を~~~ように教育されてきた」って言葉が出てきて、
実はその『忍』の部分をそれぞれが『囚われている何か』に置き換えると
とてもたくさんの人に「そうじゃなくていい」って励ましを与えてくれるような作品
なんじゃないかなと私は思いました!
 
 
もちろん杏子ちゃんと楓さまの恋愛模様もステキです。
個人的には大人っぽすぎるのは苦手なので、2人の雰囲気が最後まで100点満点に私にちょうどよかったです!
 
 
そして、私は上にも書いたように意地悪なキャラとか辛すぎる壁とかが出てくるマンガは苦手で、
最初いいな~と思っていてもそういう影が見えるとすぐ読むのを辞めてしまうほどなのですが
『忍恋』は本当にそういう部分がなく最後まで楽しく読めたので、同じようにそういうのが苦手な人も
きっと楽しく読めるということを私が保証します!
ぜひ読んでみてください。
 
 
ネタバレなく書けるのはここまでです。
興味が出た方はぜひチェックしてみてください~!
 
 
→ 忍恋(「花とゆめ」公式ページ)
 
 
 
以下、ネタバレありの感想に続きます。
ご注意ください!!

 
 
(コンパクトミラー、ほしかったなあ~~(ノД`)・゜・。)

 
(これもほしかった~~!!!)

 
 


 
 

ネタバレありの感想!

 
 
まずみなさんに言いたいのは「きっと紗々女のことも最後には好きになれるから大丈夫!!」です。
私も途中まで少し心配でしたが、5巻ですごく好きになりました!
一番大切なことを教えてくれたのは紗々女だったし、最後全部紗々女に持って行かれちゃった気すらしています。
女の友情っていいなあ(ノД`)・゜・。
元々美人な紗々女が自由を手に入れた姿は本当にキレイでかっこよかったし、
いつか鐵男と上手くいってほしい…!って思いました。
 
 
本当に、“恋を忍んで生きてきた”少年少女たちが自由をつかむお話でしたね…!
鐵男はまだ引きずっているけど、5巻で紗々女に抱きつかれたときの表情に期待したいです。
(疾風(弟)を倒しに来たときの鐵男の立ち姿がすごくかっこよかったですよね~!!)
『忍恋』!久しぶりに手元に残しておきたい少女マンガに出会いました~!
 
 
2巻からいきなり杏子ちゃんと楓さまが高校に通い出して最初は「えっ!」って思ったけど、
それは4巻で『楓もまだ18歳の男の子なんだ』って気付かせるための演出だったんだって気付いて納得しました。
杏子ちゃんのことになると余裕が全くなくなってしまう普通の18歳な楓さま、とてもかわいかった…!
 
 
同じく2巻で涼花ちゃんが出てきたときに、最初意地悪してくる子なのかと思って警戒してしまいましたが
最後まで一切そんなことはなく(本当にごめんね!!)、ずっと杏子ちゃんの優しくてかわいい良き友人で本当によかった!
もっと言えば意地悪してくる人なんて一切出てこなかったんですよね。
鈴木ジュリエッタ先生のマンガに絶対的信頼感あるなって思えました!
 
 

 
 
そして、楓さまのお父さんの側忍疾風さんや兎守さんの設定は最初びっくりしたけれど、
楓さまが囚われていた呪いの言葉のように、側忍だからとか、同性だからとか、
もうそんなのにも囚われる必要はなくて自由に生きよというメッセージの一部だったのかなって読み終わって思っています。
思い返せば1巻で楓さまが杏子ちゃんに言うセリフ
「望まぬ性別でも 望まぬ体でも それが自分のものならば 自分自身を否定はするな」)もそうだったし、
5巻の(BookLiveだと)165ページにもはっきり書いてくださっていましたよね。
ちなみに1巻で楓さまがそのセリフを言う周辺が『忍恋』で一番好きかもしれません!
 
 
ネタバレなしの感想の方にも書いたけれど、本当に
「~だから~~じゃなきゃいけない」っていうみんながそれぞれ縛られている呪いから
解き放たれるための力を貸してくれるマンガ
だなって思いました。
 
 
私はこんなふうに、作者の先生が読む人を励ましたり、背中を押したり、
明るい方向に導いてくれるような想いを込めて描いてくれたマンガが大好きです。
『忍恋』も本当にそういうマンガだなって思って大好きになりました!
 
 
それ以外にも『ラブコメ』としても最高でしたね!
「出会った時からずっと、君だけを見てた」(ノД`)・゜・。(ノД`)・゜・。

  
「生きたいよ、君と一緒に」
帯にはいつもその巻に出てくる印象的なセリフが書かれていたんですね。
それもすごくよかった~!
『忍恋』!久しぶりに手元に残しておきたい少女マンガに出会いました~!
 
 
楓さまは見た目も内に秘めた想いも繊細で美しかったし、
杏子ちゃんは真面目で一生懸命で純粋で、(そして前髪が短くて)本当にかわいかった!
 
 
2人をもっと見ていたいなあという気持ちもありますが、これくらいさっぱりしていてもいいのかも!
ラストも私の中ではベストでした!
鈴木ジュリエッタ先生、『忍恋』を描いてくださって本当にありがとうございました!!!!!
 
 
気になった方はぜひチェックしてみてください。
 
 
→ 忍恋(「花とゆめ」公式ページ)

忍恋 1巻( BookLiveamazon

忍恋 2巻( BookLiveamazon

忍恋 3巻( BookLiveamazon

忍恋 4巻( BookLiveamazon

忍恋 5巻( BookLiveamazon
 

※amazonでプレミア価格のものしかない場合は重版を待った方がいいかもしれません。
 
 
ちなみに『特典ペーパー』を付けてくれているお店があります。私はアニメイトで買いました。
雑誌のグッズは入手できなかったから、私の貴重な忍恋グッズです!大事に飾らなきゃ~!
『忍恋』!久しぶりに手元に残しておきたい少女マンガに出会いました~!
 
 
→ 特典ペーパーについての先生のツイート

先生がリツイートした書店のツイート( →①→②→③→④
 
 
 
というわけで、感想と情報は以上です。
長いのに最後まで読んでくださりありがとうございました!
では~