先週この記事(→後悔と、これからと。)に書いた通り、
私が大好きなゲーム『ダンキラ』のアプリがサービス終了してしまうことが決まったわけですが
なんと同じく応援していた『ワールドエンドヒーローズ(ワヒロ)』まで終わってしまうことが今週発表されました。
これまで書いたワヒロの記事です。
→【ワヒロ】ワールドエンドヒーローズ1周年の躍進がすごかった!の記録
→【ワールドエンドヒーローズが1周年】集え!事件屋好きな光の戦士たち!!!
2つのゲームのサービス終了をきっかけに見えたいろいろ
この件について、2日間くらい悩んでいました。
まるで『私が「好き!」って言ってる=不人気=終わる』みたいな法則ができちゃってるから
もう好きとか応援してるとか言わない方がいいのかな…って。
でも、昨日ツイッターを検索させてもらって私と同じように両方遊んでいた方や、
それぞれコーチ(ダンキラプレイヤー)や指揮官さん(ワヒロプレイヤー)さんたちが
ものすごい熱量でそれぞれのゲームを応援しているのを見て、その考えを思い直すことができました。
そう、両方ともやっぱり
とても良い作品であることは間違いないんです!!
ただ思ったのが、やはりどちらも“刺さる層”に気づいてもらえていなかったんじゃないかということです。
ダンキラ1周年イベントで起きたドラマチックな出来事とそこからわかったこと
実はワヒロの発表の前に、ダンキラ界でとてもドラマチックなことが起きていました。
たぶん上層部の命令で突然終わらせなければいけなくなってしまったため、
ゲーム内の1周年イベントの全体ミッションがどう考えても目標達成が難しいという
絶体絶命のピンチな状況があったんです。
(課金できなくなってしまったことによるスタミナ不足や特効ガチャが引けないというとても厳しい状況)
でもそのときに助けてくれたのがダンキラで遊んでいなかった他のゲームのユーザーの方たち(通称『助っ人コーチ』)で、
始めたばかりだとプレイヤーレベルが上がりやすく、レベルが上がるとスタミナが全回復するので
それを利用してミッションのノルマを手伝ってくださった!!という少年マンガ顔負けのアツイ展開があったのです。
その後、苦しい状況の中運営さんも力を貸してくださり、無事全員分のミッションが達成されるという
後世に語り継がなければいけない美しい歴史的出来事となったのですが、ここからもうひとつわかったことがあったと思っています。
それは、『スマホでゲームをしている、同じようなテイストが好き』という
ものすごく近くにいそうなユーザーたちもお互いにそのゲームを知らなかったりやっていなかったということです。
このサービス終了のお知らせとダンキラのピンチというきっかけがあってやっと始めてくれた方たちがいるなという印象でした。
ここから私が思ったことは、
『ジャンルに名前がほしい』!!!
ということです。
ダンキラとワヒロは女性向けゲームの中では女性向けに『?』が付いてしまうゲームでした。
ワヒロはリリース時に付いていた女性向けの看板をすぐに下ろしたと先輩指揮官さんたちから聞きましたが
結局は女性向け版ファミ通である『ビーズログ』に情報を載せていたり
アニメイトの女性向けグッズの祭典『AGF』に出展していたりで女性向けゲームの枠からは抜けられていなかったように思えます。
宣伝する場所はダンキラも同じでした。
でも、私の中ではこういうことだったんじゃないかと思っています。
なので!
『少年マンガ好きの女性』というくくりに名前がほしいと思ったのです。
(少年マンガに限らずホビアニとかコロコロコミック(これも少年マンガ??)も含めたいんだけどいい名前が浮かばない…)
名前があれば、「~~向け」って書けて、刺さる層の人が集まってきやすいと思うからです。
そうするとツイッターとかでも同じ趣味の人たちで情報が共有しやすい→ジャンルが活気づく→今回みたいな悲劇が繰り返されない……という方向になるんじゃないかな…なったらいいなと思います。
でもそのときに『女性』と限定するのかも難しいですよね…。
ダンキラやワヒロは男の人にも触れてほしかったからなあ…と思うと(現にダンキラはうちの家族(男性)も楽しんでいます)、
単に少年マンガでたまたまイケメンがたくさん出てくるから女性にも人気…って
普通の人気少年マンガの流れじゃん!!とも思うし…そこらへんはもっと考える必要がある………うーーん。
できることと作っている人たちへ
上記のことを踏まえて作る側の人たちへのお願いの一つ目は、
『私たちみたいな人が飛びつきやすいジャンル名で出してください!』ということです。
間違ってもダンキラのアプリ説明欄みたいに「こんな人におすすめ!:乙女ゲームが好き」って書かないこと!!!
(この部分が詐欺みたいになっててすごくよくなかったと思っています………)
と、まず思います。
そして、適切な層に目掛けて宣伝をする、もしくは宣伝先の層に合ったゲームを作ってくださいということです。
また、『宣伝』には方法がたくさんあります。もっとズル賢いくらいになってもいいと思います。
(有名人に宣伝をお願いするのが一番手っ取り早いと私は思っています。例えばダンキラだったら踊れるアーティストとのコラボが見たかった………)
あとは『気安くあきらめないで』ということです。
2つともコナミとスクエニという大きい会社のゲームだったから、1タイトルに対する熱量が中小企業よりも少なかったんじゃないかと感じました。
ディレクターさん以下の実際に現場で作ってくれている人たちは愛があったけれど、会社としてはタイトルに冷たかったと思っています。
たぶん小さい会社がダンキラとワヒロを運営してくれていたら、もっとあの手この手で流行らせる努力をしてくれたと思うから…。
終わりにしなければいけないくらい売り上げがなかったのはわかりますが、
万単位の人がファンになったのも事実です。もっとがむしゃらにがんばってほしかった。
そこが悲しかったことです。
ユーザー側でできることは、
『好きなものをみんなと共有していく!』ということかなと思います。
ここまで書いてきたように、すぐ隣にいる刺さりそうな人にも好きなゲームの存在が知られていないのが現状です。
勇気がいることだけれど、「これおもしろい!!」って日々楽しんでいる姿を発信していくのが重要だと思います。
私は『一人でも増やせたらそこからバズる可能性がある』と信じている派です。
一人一人が与えられる影響は少ないかもしれないけれど、たくさんの人が少しずつがんばればきっと…!
無理なくできる範囲でがんばっていきましょう!
そして、それについて私が今もっと元気と勇気があったらやってみたいことを思いついたんだけど………
(前のゲームで『ネット怖い』って思っちゃったのが常に悪影響をもたらしてくる…)
ちょっと考えてみます。
個人的にとりあえずすぐにできることは、プロフィールの記事を書き(実はダンキラのことがあってから準備中)、私がどういう人かわかってもらった上で
『私が好きなもの』としてイイと思ったものを宣伝していくことかなと思います。
同じような趣味の人に集まってきてもらって、私(けだまぼろぼろ)がイイっていうなら!って思ってもらえるように、少しずつがんばっていきたいです。
最後に、
主人公のスピリットを持っているみなさんが大好き!
この記事(→後悔と、これからと。)に書いたように、
私は『ウーユリーフの処方箋』というゲームをやっていなかったら
ダンキラとワヒロが終わってしまうことで立ち直れないくらいになっていたかもしれないんですけど、
そのゲームに「ファンがいる限りキャラクターは死なない、一緒に生きていく!」って教えてもらったから
今立っていられています。
でもすごいと思ったのが、ダンキラのコーチもワヒロの指揮官さんたちも自力でその境地にたどり着いている方が多いということです。
すごいパワフルな方が多くて、さすが少年マンガ・ホビアニ好きだ!って思いました。
みなさんそれぞれ、『主人公のスピリット』を持っている!!!
ダンキラのピンチに駆け付けてきてくれた方たちもきっとそうで、私は本当にそんなみなさんが大好きです。
でも中には元気が出ない方たちもいると思うんです。
私も3次元のアーティストのショックで去年まで10年くらいライブに行けていなかったので少しは気持ちがわかるつもりです。
すぐには無理だと思うけれど、元は同じ作品が好きなアツい魂を持ったみなさんだと思うので
きっと立ち直れると信じています。
最後に、ツイッターでも書いたけど『助っ人コーチ』のみなさんが本当にかっこよかった!!!
この恩は一生忘れずに、そして語り継いでいきます!本当にありがとうございました!!!
というわけで、前回の記事同様、応援する気持ちは変わりません。
ゲーム自体も、ファンも、作ってくれた人たちも、これからも応援していきます!